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年間収益約3兆円「カンボジア詐欺拠点」で推計1500人の日本人が奴隷労働に…背後に関東連合OBの影

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年間収益約3兆円「カンボジア詐欺拠点」で推計1500人の日本人が奴隷労働に…背後に関東連合OBの影

 カンボジアが世界的な詐欺拠点に変貌し、中華系マフィアが支配する「園区(えんく)」と呼ばれる特殊詐欺施設が国内に点在している。5月下旬に日本人29人が拘束されたのも同地だった。関係者の話によると、園区に入った従業員はパスポートを取り上げられ、朝から晩まで休みなく詐欺に従事されるという。政府高官と中華系マフィアの癒着により、数万人規模の詐欺集団が組織化され、日本を含む世界各国を標的にしている。コロナ後は多国籍化が進み、欧米向けサポート詐欺など手口も巧妙化しているとのことだ。具体的にどの程度の収益があがり、そこで働く日本人はどんな経緯で詐欺に加担し、現地での境遇はどのようなものなのか。

警察や軍が詐欺集団を警護する異常な状況

 園区がカンボジアにもたらす富は、GDPの6割を占めるとの見方もある。全国紙記者はこう語る。

「HRC(Humanity Research Consultancy)という反人身売買団体が今年5月に公表したリポートには、カンボジアでは15万人以上が特殊詐欺に従事し、年間収益は125億ドルから190億ドル(約2兆8000億円)に上るという推計が掲載されています。匿名で取材に応じたカンボジア警察の捜査官によると、ある詐欺拠点は摘発を逃れるために月3万ドル(約440万円)をカンボジア警察に支払い、軍にも警備代を支払っているとの話もありました。これが無数にあるのですから、途方もない額の賄賂が流れているのは明白です。ポイペトの29人摘発もフン・マネット首相の訪日直前に実施されており、外交上のお土産という見方が強い。カンボジア警察の捜査官は『ただのショーにすぎない』『カンボジア政府は基本的に詐欺に対して放置の姿勢だ』と批判していました」

 一国の国家予算に匹敵する収益には絶句するほかないが、カンボジア詐欺拠点と日本のトクリュウ、反社との関連性はどのようなものか。有料記事後半では、4月にタイで逮捕された関東連合OBの山口哲哉容疑者が、現地で調整役として暗躍していた可能性や、1500人と推測される特殊詐欺に加担する日本人の実状に(…続きを読む)。

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