これが今の日本なのか? 70代が80代を詐欺で騙す 14歳の実行役も…背景に“若い人材”の枯渇?
2025年1月、衝撃的なニュースが起きた。
なんと80代の高齢女性から現金140万円を騙し取ったとして逮捕された受け子役は70代の女だったのだ。
詳しい話と対策をテレビ朝日社会部の加藤聖也記者に聞いた。
「70代の女が仲間と共謀して、80代の女性から現金を騙し取ったのだ。実は去年から高齢者が受け子など特殊詐欺にかかわって逮捕されるケースが多くなっている。今回のケースは、80代の女性の甥になりすました別の人物が『鞄をなくした』などと電話をした後、その同僚の母親を装った70代の女が家を訪れ、金を受け取ったという」(加藤記者、以下同)
70代の女は町内の集まりにも参加するなど、生活に苦しんでいる様子もなかったという。
なぜ高齢者が犯罪者になるのか?
「捜査関係者に話を聞くと、闇バイトが世の中に広まり、20代、30代などの若い人を実行役にしていたが逮捕されるなどして人がいなくなった可能性もあるという」
反対に、より若い世代が犯罪に加担してしまうケースもあるという。
14歳の女子中学生が実行役に?
「14歳の女子中学生と16歳の男子高校生を使って特殊詐欺をしたとして指示役の31歳の男が逮捕された。中学生らは、回収役や運搬役をやっており、1回あたり数万円の報酬が出ていた。SNSの闇バイト募集に少女が応募したことからつながり、少女がリクルーターのような形で、多くの中高生の不良少年グループが関わっている可能性がある。同じように実行役をなんとか集めようと、より若い世代にも接触している可能性がある」
詐欺に遭わないために、我々はどのように対策すればいいのか?
「ここで紹介した事例は氷山の一角でしかない。毎日のように各警察署に相談の電話がきているという。やはりどこかで他人事だと感じている人が多いが、いつ自分事になるかわからない。日々手口が更新されている点にも注意が必要だ。知らない電話番号には出ないことも重要であり、最近では番号の最初に『+1』がつくなど、海外と思われる番号からかかってくる詐欺の電話も増えている。少しでも怪しいと感じたら電話をすぐに切ってほしい。『#9110』 に連絡をして確認すれば詐欺かどうかはすぐにわかる。ぜひご家族や知り合いにもポイントを伝えて(…続きを読む)。