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月収80万円の“夢”が地獄の入口に 消息不明者も- カンボジア特殊詐欺の闇に迫る

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月収80万円の“夢”が地獄の入口に 消息不明者も- カンボジア特殊詐欺の闇に迫る

「月収80万円」「未経験歓迎」「海外で新しい人生を」 

 そんな甘い言葉を信じてカンボジアに渡った若者たちが、消息を絶っている。パスポートを奪われ、監禁され、そして“特殊詐欺”の加害者として利用されてしまう??。

 タイ、ミャンマー、カンボジア。東南アジアの経済成長の裏で、いま“国際型詐欺産業”が静かに広がっている。

 現地を取材したジャーナリスト・泰梨沙子氏は、こう語る。

 「現場に漂っていたのは、異様な静けさと監視の目でした。そこには“人の自由”が存在しなかった」
 8bitNewsで始まった新番組「DEEP Mekong ー泰梨沙子の東南アジア解説ー」で詳報した。

■「高収入求人」に隠された罠

 日本の警察庁によれば、国内の特殊詐欺の被害総額は今年8月時点で831億円。すでに過去最悪だった昨年を上回っている。

 一方で、加害の側もまた「偽求人」の被害者となっている現実がある。

 SNSに投稿された「カンボジア・高収入求人」。

 実際に現地へ行った人々は、到着直後にパスポートや携帯を没収され、逃げ場を失う。

そして、“オレオレ詐欺”や闇の投資勧誘などの犯行に加担させられていく。

■取材班が見た「詐欺拠点の街」

 プノンペン郊外の閑静な住宅街の中にあるアパート。

 泰氏が現場を訪れた際、黒い車の前に立ってじっとこちらを見張る男たちの視線を感じた。近隣住民は口を揃える??

「あの建物には日本人や中国人のグループが出入りしている」

 中には1000人規模が働くとされる巨大拠点もある。居住区のほか、食堂やカラオケ店まで備えたその空間は、“一つの街”として(…続きを読む)。

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