SNSの動画広告をクリック、3.4億円の詐欺被害 偽の投資に誘導

大阪府内に住む無職の70代男性が、計約3億4千万円の詐欺被害に遭ったと、大阪府警が26日に発表した。手口は、SNS上で動画広告から偽の「投資」に誘導するというもの。近年、同種の被害は急増しているという。
特殊詐欺捜査課によると、男性は昨年8月上旬、SNS上で、実在する投資家が「値上がりが期待できる株式銘柄を教えます」と宣伝する動画の広告を見つけた。
動画を見た男性は、動画内で案内されるままに、SNSの「投資アドバイザー」と題したグループトークに参加した。
トーク内で、指南役から「資産を500%増やすことができる」と言われ、投資用のアプリをインストールして株の投資をするよう勧められたという。
その後、指定の口座に「投資金」や「利益分を引き出す手数料」などの名目で、10月までに12回にわたり、計約2億3千万円を振り込むよう促され、送金した。
男性は8月下旬以降にも、別の有名実業家が出演する動画広告をきっかけに、別の投資アプリをインストール。同様の流れで、12月までに8回にわたり、計1億1千万円を振り込んだという。
12月上旬、一部の振り込みについて不審に思った金融機関が府警に連絡。警察官が男性のもとを訪ねて被害が発覚したという。
近年、オレオレ詐欺などの「特殊詐欺」や「SNS型投資・ロマンス詐欺」と呼ばれる犯罪の被害は急増している。
府警のまとめ(速報値)によると(…続きを読む)。
