【潜入】結婚相談所を装うロマンス詐欺の罠! 闇バイトで女性を操り5000人超のLINEアカウントを集める巧妙な手口とは
恋愛感情を巧みに利用して、男性から暗号資産をだまし取ったロマンス詐欺の容疑で、男ら5人が逮捕される事件が発生しました。驚くべきことに、自らを“結婚相談所”の代表だと偽り、“闇バイト”で女性のスタッフを集めていたことが明らかになっています。
『婚活サポート』の正体 闇バイトで男性5000人超のLINE収集
被害に遭った男性は、マッチングアプリを通じて知り合った女性を名乗る人物から、「NFT(暗号資産)で利益を出している」「将来二人で一緒に暮らすようになったとき、お金のことで悩みたくない」といったメッセージを受け取り、お金を送ってしまったといいます。
容疑者の男らは、少なくとも約5600人もの男性のLINEアカウントを集めていたとみられています。その手段として利用されたのが“闇バイト”でした。逮捕された5人は詐欺のターゲットを見つけるため、男性のLINEを入手する女性向けの“闇バイト”を募集していました。報酬は1件当たり1000円前後だったということです。
2026年5月、取材班が連絡を取ったのは、在宅ワークのスタッフを名乗る女性でした。この女性は関西に住む主婦であり、友人に誘われたことがきっかけでこの仕事を始めたといいます。
Q.どれぐらい稼げるんですか?
(”闇バイト”スタッフ)
「ご自身が、そこの婚活アプリにどれだけ時間を使えるかっていうところ。私がもらっていたときは、1日1万円はもらっていたかと思います」
稼げるとアピールされていた仕事は、『婚活サポートのスタッフ』という名目でした。募集要項には『スマホ1台で始める』『婚活サービスの見込み客を獲得するお仕事』などと書かれています。
Q.マッチングアプリ登録して、男性のLINEを集めるお仕事ですよね?
(”闇バイト”スタッフ)
「LINE(アカウント)をもらって、提出したら、報酬が発生する」
男らは、この“闇バイト”に応募してきた女性たちを利用して、男性のLINEアカウントを収集させていたといいます。
では、どのように指示をして5000人以上もの連絡先を集めたのでしょうか。取材班が独自に入手したマニュアルには、非常に細かな設定が記載されていました。
”闇バイト”スタッフ側の設定として、職業は会社員、名前は「加藤幸奈」とし、本名を聞かれた場合のみ、この名前を使うよう指示されていました。さらに、ターゲットとなる男性の条件も厳しく決められており、年齢は30歳から70歳、年収(…続きを読む)。